Chanter #2

千歳のエンディングに到達。随所に挟み込まれている田中ロミオテイストのギャグは面白い。……んだが、どうにも最後のサプライズとか山場のバンド演奏とかギミックがことごとく不発気味。


以下ちょっとネタバレ気味。
特にサプライズに関しては

  • 伏線にあたる点
    • 廊下ですれ違っても気が付かない
    • ヒロインのオーバーリアクションは主人公のため
    • 電話を使っていない
  • 矛盾している点
    • 主人公から見えない位置にいるはずのキャラの会話まで読み取ってる
    • ヒロインのギターテクニックにダメ出ししている。
    • 伊吹の歌を下手だと言っている


と、明らかに矛盾があるため、同じ驚きでも「いきなり何を言い出しますか?!」と言う驚きの方が強かったのがどうにも。言われてみれば伏線も思い当たるんだけど、この手のギミックって言うのは穴をふさいで置かないと効果が激減だと思うんですよ。そこら辺が田中ロミオらしからぬプロットだなぁ、と思ったり。


あと物語の山場となる事件がギャグ調で発生したのに、突如深刻なシリアス調になる所にも違和感が。普通壊さねぇだろ、あの流れで。