遥かに仰ぎ、麗しの #5

殿子シナリオ。

殿子が捕らわれた檻から飛び立つ様を、発掘した戦闘機を飛ばすという話に重ね合わせた模様。こうした見立ては珍しくないと思うんだけど、主人公が飛行機にかまけて殿子を忘れると主従逆転したあげく、最後まで飛ばせない、ってそれは話の構造として美しくなさすぎるだろ。

ついでに殿子の飛びだつ様も唐突な上、前振りが一切ないからどっちらけ。どうせなら飛行機の組み立てを通して航空力学で開花するとかの方が美しかったんではなかろうか。