はっぴぃ☆マーガレット

1週間掛けてようやく終了。

購入動機は前作のキャラ、ギャグが微妙にツボだったからなんですが……正直期待はずれ。やっぱり2作目で失速するところは多いんかね?


シナリオは各キャラにスポットを当てた共通シナリオをこなした後に個別シナリオに入るっていう実にスタンダードな学園モノ。しかし、片っ端からフラグを立てておけば個別シナリオに入る選択肢でクリア対象を選ぶだけで分岐出来るってのは便利なんだか、手抜きなんだか。

共通部分はわりかし全キャラが活躍しつつ、新しい環境に放り込まれた主人公たちが戸惑う様子を上手く描いてたんですが、個別シナリオに入った途端グダグダっぷりが加速。
主題になってるのが都市開発だの旧家のしがらみだの企業買収だのわりと書きづらい(エロゲライターには荷が重い?)シナリオのせいか、読んでてそりゃ無いだろって突っ込みが多発。
しかも一応困難に立ち向かうものの主人公の活躍の場が少ないもんだからカタルシスが得られず、プレイヤーとしては消化不良気味でした。


一方スクリプトによる演出は相変わらず良い出来で、特に拡大縮小の使い方が上手。
イベントグラフィックのスムーズな拡縮で話してるキャラに焦点を当てたり、立ち絵の数によって大きさを変えることで1画面に4人ぐらい出してみたりと頑張ってました。


次回作は評価待ちかなぁ。