SAGA PLANETS OFFICIAL HOMEPAGE
エロゲ単品でエントリ書くのがほぼ1年ぶりとかあり得なくない?!
一応コンプリートしたのはいくつかあるんですが、エントリを書くほど面白くなかったと言いますか……
旧世紀の人間なせいか昨今の萌えしかないゲームにはどーも食傷気味でして……
このままだと圧倒的な楽園には住めそうもないです。
それはそうとナツユメナギサ。
ここ最近少なくなってきた泣きゲーのフォーマットにきっちり合わせてきた一品で、
過去に起きた不可避な出来事は何があっても覆せないとか、
ゲーム自体が一人のヒロインのために出来ているとか、
最終的なエンディングが後味が微妙に悪いとか、非常に自分好みな一品でした。
特にゲームやる前は「最近のKOTOKOにありがちな明るめな歌だな」って認識だった
主題歌のbumpy-jumpy!がクリアした後に歌詞に込められた意味が理解できて
「なるほどなー、ゲームシナリオを読み込んでから作ってるいつものKOTOKO歌詞だったんだ」
と感心することしかり。
閉じかけた瞼を見開こう
砂に落ちた雫は風が運んでいくから
本物の夏に再び会おう
It's my firm promise to you
その日まで
なんてラストのシーンを思い起こさせる良い歌詞です、ホント。
一方ED2曲(「夏風の一秒」「go!go!Summer drive」)の作詞もKOTOKOが担当してるんだけど
こっちは歌ってるのが月子なので音程がフラフラしてイマイチ。
作詞だけ担当させるぐらいなら歌もKOTOKOの方が……
あとスタッフロールが歌の途中で終わってそのままぶつ切りだったのはいただけなかったな。
せめて尺を合わせるかショートVerにすればよかったのに。
そんな感じで若干の不満はあるモノの思わず12時頃最後の個別シナリオを初めて、
最終章「ナツユメ」まで夜を徹して4時頃までやってただけの良さはありました。
ちょっと懐かしい感じの泣きゲーを探してる人にはお勧めの一品だと思うんで、
夏の終わりにでもいかがでしょう?
おすすめ度の平均:
クリアするまでレビューは見ない方がいいかも
そうゆう意味か・・・
常夏の切ない物語
やるせない気分なる良作
純愛ストーリー!!