FinalFantasyXIII前半感想

とりあえず現在9章半ばまで到達。
戦闘を楽しめてるので私的評価は結構高いです。


今回の戦闘はリアルタイムで進んでいくいつものATBに加えて、
戦闘中に各自の役割(コマンドとAI)を変更することでパーティー3人を操ると言うシステム。
これが解放されるのが3章辺りなので、必然的にそれまでは「たたかう」で攻撃のみという
緊張感が無いものになってしまってます。
ここら辺が○ボタン連打ゲーなんて言う評価を得る羽目になった原因なんでしょうけど、
ロールチェンジが出てきた辺りから戦略に幅が出て俄然面白くなりました。
中盤以降敵が固くなってくるので、いかにして攻撃を繋いでブレイク(ダメージ倍率が上がる状態)
に持って行くか頭を捻らないと、すぐにゲームオーバーになってしまいます。


あとはムービーイベントの合間にダンジョンが挟まり、街などがないというゲームデザインなので
従来の「ワールドマップを移動して、街やダンジョンに立ち寄り、ストーリーを進めていく」
ものをRPGと捉えていると「これはRPGじゃない」という評価に繋がりそう。
この手のやり方はゼノギアスのDisc2で通り過ぎてますし、
お尋ね者になった主人公達が街を移動していくのも変な話かなー、と思うので個人的には有り。


不満としてはストーリー上、いきなり戦争状態の世界に放り出され、
回想ムービーを挟みつつ話が進んでいくのですが、「平和だった世界」が語られずに
いきなり非日常に放り込まれるせいでプレイヤーとキャラクターの間に齟齬が。
オーソドックスに日常→それを破壊される→復讐などのために旅をすると言う流れの方が
感情移入度高いと思うんですけどねー。